Label: Mongoloid Banks
Format: CD
盤質：NEW ジャケット：NEW
2019
「 It Wasn't Even Close」リリースのタイミングでこちらもフィジカル化、DAUPEからのリリース、そして最近はもっぱらMACH HOMMYとの蜜月も清々しいYOD、飛びつき易いトピックで「It wasn't〜」にばかり注目が行くという状況ですが、少し待って貰いたいところ。本来のMCたる資質を存分に醸し、そしてPURIST, OH NO, QUELLE CHRIS（ケレさんはアルケミストの評価通り本当素晴らしく成長してる！）などの瑞々しいビートはそれを支える。昨今のトレンドを見るに、むしろこっちのアルバムの方が実験的で分かりにくいスタンスであると言い切れるドープ・ケミストリー。となると店主はこっちの方が良いって言いたくなるんですけど、まぁそれは皆々様の自由。これでもかというほど大ネタとまんま使いの妙。一瞬の隙もないほど素晴らしいアルバム。国内当店限定だったビッグ・ツインズとスキズのLPの心地よい深さ、あれと共振性の強い一枚かなと。多分あとからこれ評価されると思うけど。今はみんな暗いのが主流だから。はっきり言うけど、「暗い」＝ドープではないのでね、デ・ラ・ソウルの1stだって超ドープだし、これもドープ。そういうこと。
1 Stillwell Baby
2 Monthly
3 Loosey Spot On Wheels
4 Under The Train (Transporting)
5 Head Over Wheels II (An Ode To G Dep)
6 The Cheese
7 Rocket Launch Interlude
8 My Plane
9 Getting Off The Plane Interlude
10 SS YOD
11 Train Love
12 Bikes, Beeps, Busses
13 207
14 Taxi
Featuring – Quelle Chris
15 Vigilantes (Remix)
Featuring – Wiki
