Label：Tuff Kong
Format：LP
盤質：NEW ジャケット：NEW
2021
本来は
「Fully Loaded」と同じタイミングでリリース予定だったはずが、一発目はプレスミスが届き「ズコーッ！」となりましたが無事仕上がったようです。RASHEED CHAPPELLとの
「Sinners And Saints」のリリースも考えると本当に仕事しまくっているBUCKWILD、はっきり言って今回もぶっちぎり、いわゆる別格。ヒップホップにおけるユース・カルチャー特性も相まって皆が若手のみにしか興味を失い、しかしそのことで足元が揺らいでることのも悲しい事実。このキャリア30年に迫る御大がこの面子を呼びここまで素晴らしい作品を作り上げたこと、新鮮さ売りの若手をねじ伏せる圧倒的エネルギー。冒頭"Bronx Bars"から爆発するど直球王道ブロンクス・サウンドとグライミー・ラップの融合。むしろ今に流れる下敷きを引いているという絶対的事実をその一曲目で瞬間証明。特段新しいこともしておらず、変化球も投げず、淡々とバスドラとスネアが響くベーシックを奏でるだけで感じる前を向いたアティテュードに脱帽。何で普通のことやってるだけなのにこういうことが出来るんだろう？という疑問を持った瞬間またタイトルが目に入る「Music is my religion」
つまりそういうこと、愛。
「Fully Loaded」対を成す圧巻の13曲。素晴らしい。名盤。ひとつ言うならここまで内容良いならジャケットももっと格好良かったらもっと良かった。
1. Bronx Bars (Axel leon, Fred da Godson, Reef Hustle, David Bars)
2. Truthfully Yours (Ransom)
3. Music Is My Religion (Fleelord)
4. Asian Kingpins (Planet Asia & Hus Kingpin)
5. Love Of The Streets (Jay Royale)
6. Suede Couch (Willie The Kid)
7. This Is It (Rim Da Villain & Bub Rock)
8. Bourbon St. Gutter Water (Daniel Son)
9. Milanos Theme (Milano)
10. Qualified (Little Vic)
11. New Sole Flow (Skrewtape)
12. Survivor (Smif N Wesson)
13. La Marina (Musalini & Emilio Craig)
