KARAVI ROUSHI & AQUADAB - Blade N LP

販売価格 3,960円(内税)
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Label: EM
Format: LP+DL
盤質:NEW
2025

LPは日本のヒップホップとしては普通あり得ないであろうというDubplates & Masteringが手掛けております!!!
昨年末共演したseepminutesが大阪へ戻り開口一番Karavi Roushiのライヴを見て喰らいまくった!と興奮気味に言っていたのもあり特に期待していた一枚。フィジカルでの意味、というのを強く意識してしまうほどにでかい「EM」からリリースする醍醐味を噛みしめてしまいます。終始クリスタルに響くAquadabによる立体感溢れ心地よく弾けるドラム/ハット、ウォブルするドリル・フィールと支配するポップでスキルフルな機材化/音響化したラップ、大箱向けではなく強く音楽的に追及した日本のトラップ(正直もはやトラップでもないのですが)の頂点では、という実験精神、そして同時に好事家向けではなくおそらく意識的に広く開かれた扉、全体を覆うポジティヴに感服。昨今のレコード購買層B-BOY向けではないかもしれませんが、現行のUKベース以降のアップリフティングなダンスミュージックやメインストリーム化したレフトフィールド・ミュージックと「一周回って」(そしてヒップホップの特性としてメインストリーム化するものとの相性の良さ)マッチングしている面白さも2025年ならではかもしれません。激しくレコメンドの一枚。





-info-
Karavi Roushiは、名古屋のヒップホップ・コレクティブ Hydro Brain Gangの一員として、Nero Imaiの素晴らしきアルバム『Return Of Acid King』(2017年)に参加しシーンに登場。その後、Aquadabとレーベル《Super Lights》を立ち上げ、Takara Ohashiをデザイナーに迎えて2019年に1stソロ・アルバム『清澄黒河』を発表。無名の新人ながらiTunesのHip Hop Japanアルバムで総合15位を記録し、音楽だけでなくOhashiがデザインしたCD装丁でみせたトータルアートも我々に衝撃を与えました。また、コロナ禍に制作されたコンピレーション『S.D.S =零=』(2020年)で発表された「Tokyoite」は、参加アーティスト達のフェイバリット/裏アンセムに。 この3人のチームで、ガラス細工のように繊細に作り込まれた本作『BLADE N』は、音楽面で意識的に方法論を変え、従来NGとされてきたラッパーのヴォイスやフローに干渉する対旋律を積極的に採用した楽器法、複雑に音が編まれたトラックで、ラッパーとトラックメイカーは真に対等の関係をつくり得るのかという問いを発しています。時にシンセ機材のようなKaravi Roushiの超常ヴォイスは切れ味を加え、アートワークでは、「死なないこと」とファースト・トラックで歌い出される『BLADE N』に秘められた物語世界をOhashiがヴィジュアル抽出し、『清澄黒河』同様のインパクトを与えています。 本作の注目フィーチャーにはrawbaiとの共演でも話題のKuroyagi、Emotionalな心の機微を歌うORIVA、Nipps率いるThe SexorcistのC.J. CALが参加し、サウンド面ではCo-ProducerとしてSyntheticが1曲参加しています。

=作品仕様=
+ DL クーポン+ステッカー
+ 2Pインサート(歌詞掲載)
+ シュリンク封入


TRACKS:
Side A
1. BLADEN (02:39)
2. Cheese in Hamburgar (feat. Kuroyagi) (03:22)
3. Another Story (02:10)
4. New War (03:36)
5. Brother (with Aquadab) (03:20)
6. Melodic Stripes (03:16)
Side B
1. Eternal (03:54)
2. DRiLLA tO the mOOn (feat. ORIVA) (03:00)
3. K2 Retro (feat. C.J.CAL) (2:55)
4. Serial (02:30)
5. Point (2:47)
6. Lamp (2:44)


WDsounds


seminishukei


GSR


MIDNIGHT MEAL