Label:
Fat Beats
Format: LP
盤質：EX ジャケット：EX
2019
現在はSKIZZやMARCO POLOなど、現行のアーティストとも客演含めその激渋のスピットを爪痕のように残すMILANO (D.I.T.C.のメンバーと既に言える？）、さらにそのD.I.T.C.における最重要看板であるSHOWBIZによる新作がリリース。これがまったどちゃくそ渋いことになっております。ブーム・フォロワーの現行若手ばかり追いかけていると足元掬われるとはまさにこのこと...。遅めのBPMは現行を意識したのか、しかしぶっちゃけ任侠感しか感じないSHOWBIZのビート、一切進化とかないんですけどどうでしょうこの説得力。ひたすら低いところからしか投げないがゆえの路地裏での機能性。王道でありながら、決して90'sライクなバスドラ捕まえるラップをしないミラノとのケミストリー、完全に中途半端な若手の作品を引きちぎって行くかの如く痛快。これ、レコードでないかな。全D.I.T.C.関連でも上位では？とんでもなく格好良い一枚なんだけど。
あんま騒がれないのも、みんなが同じ新譜しか聴かなくなってるっていう悲しい証なんでしょうね。本当良い作品をありがとうございます。
1 Guillotine
2 The Gospel
3 Boulevard Author
4 Chips
5 Tears
6 Above Average
7 Champion Sound
8 Reminisce
9 Stripe Bass
10 Opportunity
