Label: VIPPER
Format: 2LP
盤質:NEW
2014
2022年、8年ぶりに再発。下記2014年再発時コメント。
IMMORTAL TECHNIQUEの2003年リリース大名盤2nd再発。
と言っても1st, 2nd, 3rd、どれも全て素晴らしいので、どれが一番とは言えませんが、このタイミングでまさかの2ndがカラーヴァイナルでリプレス。
南米の軍事病院に生まれたペルー系の移民、IMMORTAL TECHNIQUEは1stアルバムにて必然的にポリティカルに、ハードコアにスピットを綴った。タイトルも「Revolutionary Vo.1」。
3rd「The 3rd World」では全編GREEN LANTERNによるハイブリッド・ハードコア・トラックに載せたラップ、2ndは1stの雰囲気を残しつつ、3rdアルバムに向けた兆しも見える作品に位置。
しかし先述のとおり、どれが一番良いと言えないぐらいに全ての作品がそれぞれに美しく、渋く、悶えなくしては聴けないクラシック。
ILL BILLなどの悪童とつるみつつも、政治的にタブーとされる発言を繰り返し立ち位置をストラグルしてきたリリック、そのリリックは英語を完全理解できなくとも伝わる部分は多いと店主は思っています。
中でもやはりこのスリリングなストリングス・サンプリングにおける"Point of No Return"から感じるものは虐げられた第三世界からのひとつの大きな声であることは間違いないかと。
IMMORTAL TECHNIQUEを突き動かしている核心に触れてみて欲しいです。
私事ですが、EBBTIDE店主にも大きく影響を与えた一枚。
EBBTIDE HIGHLY RECOMMEND.
※写真2,3にSOURCE誌の記事貼ってきました。既に廃刊になっており、続編であるvol.4を読むことは叶いませんでしたが、保存して拡大するなりして見てみてください。
A1 Revolutionary Intro
A2 The Point Of No Return
A3 Peruvian Cocaine
Featuring – C-Rayz Walz, Diabolic, Loucipher, Poison Pen, Pumpkinhead, Tonedeff
A4 Harlem Streets
A5 Obnoxious
B1 The Message & The Money
B2 Industrial Revolution
B3 Crossing The Boundary
B4 Sierra Maestra
B5 The 4th Branch
C1 Internally Bleeding
C2 Homeland And Hip Hop
C3 The Cause Of Death
C4 Freedom Of Speech
D1 Leaving The Past
D2 Truth's Razors
D3 You Never Know
Featuring – Jean Grae
D4 One (Remix)
Featuring – Akir